大分県立美術館(1Fホール)

大分県立美術館へ初めて行ってきました。坂茂さんの建築と、長谷川等伯の水墨画が今回の目当てでした。「等伯が来てる」の情報のみで行ってみたら、嬉しい誤算が。等伯のみならず、錚々たる顔ぶれでした。自分の事は一旦棚起きして、自由な感想を。マチス(切り絵や、朱色時代の絵画4、5点なかなかよいものが来ていました。大らかで、豊かで、やっぱりいいです!)、ピカソ(力の入っていない油彩3点ほど。それでも色が素晴らしかった)、ルソー(1点のみ。ルソーは不器用な画家で、その味わいがいいと今まで思っていましたが、上手い。あの味わいは、確信犯なのだと感心しました。色も美しく、ルソーの純真さが伝わってくるようで長く見入っていました。)モネ(年取って来てだんだん好きになってきましたが、展示されている油彩は私には退屈なものでした。)ウォーホル(他の作品と並べて見るとやはり響いてこないです。私はウォーホルを、「歴史的にみたスーパーアイデアマン 」だと思っています。作家というよりも、優れたアートディレクターではなかったでしょうか。亡くなる間際の「ぜんぶうそ」の言葉は好感が持てます。その他、ミロ、タンギー、カンディンスキー、藤田嗣治、宇治山哲平、奈良美智、などなど。そして長谷川等伯。

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深々とした松林が目前に広がって、清々しい空気が絵の周りに漂っていました。熊本でも見応えのある展覧会を開いてほしいですね。